ひとつひとつの商談が、
営業としてだけでなく、
人間としても成長できる。
その思いを、
次の世代へ伝えていきたい。
アセットコンサルタント(2013年入社)
荒井 勇樹
20歳に桜丘住販に入社して以来、不動産投資部門を担当。
お客様の印象に残ってもらうために、
緑をトレードカラーに。
「緑を見ると、
荒井さんを思い浮かべますよ」
とお客様にも好評です。
20歳で桜丘住販に入社しまして、9年目になります。入社以来、ずっと不動産投資を担当しています。社内でもまだ若手の部類に入ると思いますし、お客様にとっても若い営業だと驚かれることもありますね。お客様は私以外の同業他社の営業にもたくさんお会いしていると思うので、私が一番心がけているのは、お客様の中に印象が残るような営業マンになることです。
お客様に印象づけてもらうために、自分のトレードカラーを緑に決めて、名刺入れから、ネクタイ、時計、ネックストラップ、万年筆と身の回りのものをすべて緑に揃えています。このトレードカラーのおかげで、例えば初めてお客様にお会いするときも事前に「緑のネクタイとネックストラップをつけて、緑のファイルを持って改札でお待ちしております」とお伝えできるのです。初めてお会いしたお客様からは「本当に全身緑なんですね」と驚かれるのですが、場が和むのかスムーズに商談を進めることもできます。また、お客様も印象に残っているのか、物件を購入された後、「緑を見ると荒井さんを思い出しますよ」と言っていただくことも多く、すごく嬉しいですし、自分が考えやってきたことが間違いなかったのだと実感します。
仕事をする上でのモットーは、
「レスポンスの良さ」と
「基本に忠実であること」。
いつもフレッシュな気持ちで
お客様とはお会いしています。
弊社の代表の廣田や直属の上司から「常にレスポンスを良くしておきなさい」と言われていて、お客様からいただいたお電話はどこであろうと取るように心がけています。商談中や電車等で出られない場合もありますが、すぐに折返しのお電話を差し上げるようにしています。こんな些細なことを、と思われるかもしれませんが、レスポンスを良くするというのは、営業の基本中の基本で、とても大切なことだと思っています。
入社して3年目ぐらいの時に、仕事に対するモチベーションというか、自分自身の営業スタイルに自信が持てなかった時期がありました。その時に、ご契約前のお客様より「荒井さんはすぐに電話に出てくれるし、レスポンスがいいですね」という言葉をかけて頂いたのです。「自分は営業に向いているのか?」「これでいいのか?」と自問自答の日々だったので、この一言を聞いたときは涙が出ましたね。基本に忠実であることは、営業というより、人間として大事なところなんだと実感しましたし、お客様のその一言が、「よし、やっていこう!」と背中を押してもらったと思っています。
いろんなお客様との出会いが
営業としても、
人間としても成長につながる。
この仕事はルーティンワークではないですし、お客様お一人お一人によってニーズも違います。私の場合、20代そこそこで大手企業の社長や役員などにお会いして、大事な資産をお預かりするので、責任感とともに、大きなプレッシャーや不安もあります。初めて商談した翌日に3軒まとめて購入されたお客様もいて、このときのインパクトはいまだに忘れられません。当時はまだ20代前半で、不動産投資にニーズがあるのかもよく理解していないときでしたが、このお客様との出会いをきっかけに、投資担当として大きな自信につながりました。この9年間、本当に色々なお客様にお会いして、商談をさせていただいたことで、精神面というか人間として大事な部分が鍛えられたと実感しています。
今後は、自分の経験や知見を後輩たちに伝えて行きたいと思っています。特に新入社員は右も左もわからない事が多いですからね。20歳でこの世界に入った自分だから彼らに伝えられることがあると信じていますし、こんな自分でも基本に忠実にコツコツやってきて、お客様に「荒井さんに任せるよ」と言っていただけるようになったという、今の実績があります。ひとつひとつの商談が、自分の成長につながる仕事だと思っています。その思いを後輩たちにも引き継いで貰えればと思っています。